ファッションエディター小林文さんがqualiteのパンツを語る連載コラム - qualite

VOL.08
DOUBLE CLOTH CENTER PRESS PANTS

CIGARETTE DENIM

春に向けて、ウールから脱したくなりますが、寒々しいのは避けたいですよね。このパンツはポリエステル100%でさらりとした風合いですが、二重織りの生地を使っているので、薄手すぎず、少しだけ膨らみのある感じ。「てろてろ」よりも「とろん」くらいのイメージです。

シルエットはワイドよりも細身なストレートで、タックとセンタープレスが入っていることで、横に広がって見えない効果も。ワイドパンツに苦手意識のある小柄な方にもオススメ。

カラーバリエーションは、軽やかな春の「ブラック」、淡色トップスと相性のいい「ベージュ」、甘さ控えめなピンクみのある「パープル」です。

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春に欠かせないシャツ✕パンツこそ、新バランスで

太めパンツに対して、トップスはコンパクトにしたくなるところを、ロングシャツをアウトして今季らしいコーディネートに。新しさのあるバランスが難しく見えないのは、パンツのシルエットが太すぎず、とろみのある素材だから。また、ストライプの色とパンツの色を揃えると、全身がスッキリ! 足元も、ヒールよりフラットシューズで、力みのない雰囲気にまとめるのが大人の春の迎え方です!

「ストライプシャツとのコーディネート、ワントーンな色味が大人っぽく、春先を軽やかに過ごせそうで新鮮でした。一方、体に程よく沿う白カーデとの合わせは、女性らしくもかっこいいイメージ! ワイドすぎずストンと落ちるので、きれいめだけでなくカジュアルにも着られることをショップでお伝えしたいと思います」(大丸東京店・カワモト)

COMING SOON...

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次回は、涼しげなカラバリ&素材のタックパンツ

VOL.9では、春から夏に向けて活躍するパンツをご紹介。リネンを含んだドライな素材、きれいめなワードローブに取り入れやすい、さわやかなカラーバリエーションは必見です!

PROFILE

小林 文(Aya Kobayashi):1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして、小学館Oggiや講談社mi-mollet等で活動。またアパレルブランドや百貨店との商品開発、トークイベント、コラム執筆も担当している。大の「買い物」好きで、Instagram@kobayashi_bunでは日々リアルなコーディネートを更新中。