WEST BELT WIDE PANTS

ピーチサテンドレープパンツ
「甘い」とは異なる「華やか」な雰囲気の秘密は、大胆なタックデザインにあり。一般的にタックというと、ウエストから太ももにかけて10cmほど入っているものが多いですよね? 太ももにゆとりができるのが特徴です。

でもこの「ウエストベルトワイドパンツ」は、ウエストからではなく、太ももの付け根から裾にかけてタックが入っています。だから、タックパンツというより、ボックスプリーツスカートのように見える。やや膨らみのある生地をたっぷり使っていてボリューミィなシルエットですが、高めに設定されたウエスト〜ヒップまわりはタイト。このメリハリのあるAラインこそが、ふんわり甘い印象ではなく、キリッとした華やかさを生んでいます。

ぜひ試着して、垢抜けたデザインのワイドパンツにハッとしてください♡
ウエストベルトワイドパンツ | style_1_1
ウエストベルトワイドパンツ | style_1_2

太めの共布ベルトはリボン結びにしてしまうと迫力が出てしまうので、サイドで片結びするのがすっきり華やかに着るコツ。リブニットはもちろん、年末年始のイベントはウール混のブラウスを合わせても素敵です。ロングヘアの方なら、写真のコレド日本橋店スタッフ・中山さんのように、ちまきヘア(ひとつ結びにした後、毛先に向かって複数ゴムを結ぶだけで意外と簡単!)にトライしてみませんか? 大人っぽくてどことなくモードで、パンツとの相性もぴったりです。

ウエストベルトワイドパンツ | style_2_1
ウエストベルトワイドパンツ | style_2_2

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黒ワイドパンツ
VOL.03、04とワイドパンツの話を綴ってまいりました。次回は、ワイドよりやや細身で、膝がほんのりシェイプされたフレアパンツをご紹介予定。私自身、2019SSくらいからとっても注目しているシルエットです! 12月12日(木)更新予定です!

PROFILE

小林 文(Aya Kobayashi):1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして、小学館Oggiや講談社mi-mollet等で活動。またアパレルブランドや百貨店との商品開発、トークイベント、コラム執筆も担当している。大の「買い物」好きで、Instagram@kobayashi_bunでは日々リアルなコーディネートを更新中。