ここ数年、スカートはマキシ丈ばかりはいています。理由①中途半端に脚が見えるより、すっぽり隠れたほうがスタイルがよく見えるから。理由②素足orソックスorタイツ、いずれも全身の配色に関わってくるけれど、マキシならその1色が省け、配色バランスをとりやすいから。理由③他の丈のスカートにはない、おしゃれ感が漂うから♡ です。
……あれ？ なぜスカートの話？ カリテのボトムスはパンツのみって言ってなかった？ と思った皆さま。はい、スカートはありません、カリテには。でも、限りなくスカートに見えるパンツは揃っています！ そのひとつが今回の『ピーチサテンドレープパンツ』です。
実際に着用すると、相当大きな歩幅で歩かない限り（笑）、本当にスカート見えします。それでいてスカートよりも脚さばきがいいし、地下鉄の階段など風が強い場所でも煽られにくい。
エレガントで実用的。スカート派もパンツ派もはかない手はありません！
さらりと落ち感あって横幅がワイドすぎない。だから、今回のモデル・コレド日本橋店の中山さんのように身長155cmと小柄な方でも重心が下がらず、バランスよく着られます。ざっくりとした編み地のニットと合わせてリラックス感のあるカジュアルに。足元はパンプスより程よくボリュームのあるブーツにすれば、一層今季らしさもアップします。
小林 文（Aya Kobayashi）：1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして、小学館Oggiや講談社mi-mollet等で活動。またアパレルブランドや百貨店との商品開発、トークイベント、コラム執筆も担当している。大の「買い物」好きで、Instagram＠kobayashi_bunでは日々リアルなコーディネートを更新中。