ルージュ・ヴィフを、
発信するために

時代の変化を反映する新部署発足は、会社の中でも大きな話題に。異動にはどんなきっかけが?

「ずっとルージュ・ヴィフのショップで販売をしてきたのですが、コロナ禍で店舗が休業になり、最初のうちは何をしていいか分からなかった。そんな時、オンラインストアでアウトレットコーナーがオープンして、自分が好きだったり持っている商品がとても安く販売されていて・・・サスティナブルの観点からもとても衝撃を受けました。
店舗から発信する以外にも、EコマースやWEBを使ってもっとルージュ・ヴィフの商品の良さを知ってもらうことができるのでは?と感じるようになり、しばらくは店舗にも所属しながら、ブランドのSNSにも関わるようになりました。」

今では田尻さんが着用しているルージュ・ヴィフの商品がオンラインストアにたくさん並んでいますね。新しい仕事へ挑戦するときに、不安はありませんでしたか?

「初めて出来る部署なので、色々な人と関わる機会が増えて、全部を自分取りに行かないといけないというところに最初は戸惑いもありました。また、この部署にいてSNS関連のスキルアップや、被写体としての仕事が出来るのはありがたいですが、他のスキルが何もないとも感じていました。
会社の中の基準だけで考えていると自分が成長しないので、今は自主的にWEB/SNS広告などを積極的に勉強していて、面白さを感じ始めています。販売出身のメンバーが同じ部署にいるので、情報共有や意見交換が出来るので助かっています。」

今は、東京の暮らしが肌に合う

仕事とプライベート、それぞれの3年後は?

「このコロナ禍の中、人生何が起こるか分からないということを実感したので、数年後はどうなっているか、についてあまり執着しなくなりました。20歳のときに、就職のタイミングで熊本から上京して、知り合いはいないけど”どうにかなるかな?”という前向きな気持ちで捉えていて。肌に合うって言ったら変だけど、ここではみんながみんな好きなことをやっているので、それは結構楽かなと思います。地元に帰ればのんびりしていていいけど、今は東京が楽しい。
ライフスタイルの大きな変化に伴い、今後のファッション業界も目まぐるしく変わっていくと思います。そんな状況の変化に飲み込まれるのではなく、柔軟に対応しつつ、時代に合わせた服をより多くの方に手に取ってもらえるよう、発信していきたいです。
現時点で既にデュアルライフに興味津々ですが、いつかは九州で有機栽培の野菜を育てたりしたいですね。笑」

元々本が好きで、タイトルに惹かれて手に取った。「別の道を選んだらどうなっていたか、という仮説に対する答えは永久に謎。だから、自分が選んだ道こそがベストの道と思うしかない」、このフレーズを読んで、何度もエネルギーをもらったお気に入りの一冊。

付けた時にサイズが合うものは、そのままお気に入りになることも。”アパレルショップ発信”で人気を集めるサングラスブランドA.D.S.RやVintageものなど、小物選びにもセンスが光ります。

デニムスタイルが家での定番

田尻さんといえば、何と言ってもデニムコーデが似合う!ジャケットスタイルも素敵でしたが、家ではどんな着こなしに?

「家ではカジュアルに、スウェット×デニムのスタイリングがほとんど。その分、アクセサリーはマストです!特にピアスが好きなので、気分を上げるためにも、お気に入りを上手くローテーションしながら楽しんでいます。」

 

色味やシルエットなどが、その時の気分によって色濃く反映されるというデニム達。「無地の白Tとしっくりくる」が購入の基準とのこと。

お家時間を彩るグリーンや食事にもこだわりが。今後さらに増やす予定のグリーンは、サイズ感や育てやすさを重視。週2回はパスタを食べるという田尻さん、飽きがこないようにフィットチーネやペンネなど、バリエーションを楽しんでいるとか。

モデル顔負けのルックスの裏には、
細かいことにコツコツ取り組む真面目な姿が。
時にInstagramで投稿する
センス溢れたプライベートショットにも、
今後さらに人気が集まりそうだ。