【COHĒRENCE】

生地の生産から縫製に至るまで日本で行い、クラシックからモードという非常に幅広いジャンルにアジャストするデザインを生み出した革命児は、業界人のみならず感度の高いお客様にまで確実に浸透。ブランドネームに込めたられた意味は、1920～40年代のパリに集まっていたアーティストのポートレートからインスピレーションを受けデザインに表現したCOHÉRENCEは、光学用語で光が集積する・集まってくることを意味するところからそのブランドネームがきている。デザイナーでありクリエイティブディレクターの中込憲太郎氏は、『本物志向の方や理解がある方がここのブランドに集まってきてくれればいい』という願いを込めている。どの国の言語でも「コヒーレンス」と発音できるネーミングにした意図は、世界へ発信したいという気持ちの表れ。芸術家、ジャズミュージシャン、小説家など、中込氏が強いインスピレーションを受けた人物が着用していたものを氏の解釈で現代的に落とし込みコレクション展開している。

[MONOCLE]

定番モデルのひとつである“MONOCLE(モノクル)”。1928年に撮られたフランスの詩人Tristan Tzara(トリスタン・ツァラ:1896-1963)のポートレートで着用されていた大きめのボタンが特徴のコートからインスパイアされ、モデル名も代名詞の片眼鏡(モノクル)から来ています。