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2023.05.19

馬場勝文陶工房「長く シンプルに」

福岡県久留米市に工房を構える、陶芸家の馬場勝文さん。

馬場さんの器は、誰が見ても触っても本当に「シンプル」な器。
一言に「シンプル」と言っても、人それぞれ捉え方や好みが異なる言葉。その「シンプル」な中に、愛らしさを備えています。


触ってみると、ほわっと優しい感覚が手に残ります。
リムのバランスも、きちんとしているけどふんわりとした柔らかさがあるんです。

それでは、馬場さんの急須をご紹介します。

急須 (丸) ¥8,800(税込)


手に馴染む持ち心地が、お茶の時間をますます楽しくさせてくれること間違いなしの急須です。
「きちんとした形ではありませんが、長く使っていくうちに愛着の湧くような器であると嬉しく思います。
取手には、水に強いと言われるチークの端材を使用しています。
すべて塊から切り出しているため一つずつ風合いが異なります。
無垢ですので、オリーブ油など極少量を塗布すると染みや汚れの予防になります。」
と、馬場さんのコメント付きで、ますます愛着が湧きます。

リムプレート8寸   ¥4,400(税込)
リムプレート20㎝  ¥2,640(税込)
リムプレート4.5寸 ¥1,650(税込)

そして、たくさんの種類を作っていただいたリムプレートに関しても、
「磁器は衝撃や水分に対して強い分急熱急冷に弱いのですが、それはいきなり火にかけるといったことで、レンジでチンなんか平気です。
グラタンなんかは怪しいところですが、控えた方がいいかもといったところです。」と、またまた安心感のあるコメントです。

最後に馬場さんから、コレックスにむけて

スーパーで買ってきたお刺身を盛り変えて「なんかお店みたいやね」と気分が上がるような、ささやかな役目となれる器を目指しております。
「気がついたらこればっかり使ってるわ」となれる使いやすい器を目指しております。
東京ではあまり個展もしないので、今回たくさん見ていただけて嬉しいです。
気に入っていただける器があればもっと嬉しいです。


Buyer's recommendation

使ってみるとわかる馬場さんの器。
私はまだ使いはじめて日が浅いのですが、なんだか馬場さんがおっしゃる通りに毎日使ってしまう魔法の器です。
休憩時のカフェオレや食後のほうじ茶にも使っています。お世話になった方や大切な方へのギフトにぴったりです。
きっと手にとってみていただけたら、不思議な魔法にかかることでしょう。


【馬場勝文/ばば かつふみ】

1970 福岡県久留米市生まれ
1995 福岡大学法学部卒業
   渡仏
1997 帰国
1998 信楽窯業試験場小物ロクロ科研修過程終了
   信楽丸十窯にて修行
2002 信楽草土窯にて修行
2003 福岡県久留米市にて独立

 

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