
「ヒップ下までの長め丈ニットを着るときは、重心アップを意識します。
例えば、アクセントになるようなストールをぐるぐる巻いて
ボリュームを上にもってくれば、視線が上がって背が高く見えるんです。
着丈に前後差がついたデザインもバランスアップのカギ。そして、ボトム選びでももうひと工夫。
ひざ位置が高く見えるセンタープレスのセミフレアパンツなら、はくだけで確実に脚長効果を狙えます」
着ぶくれしたり、ほっこりしがちな冬のコーディネート。
自身も小柄ながらバランスのよいスタイリングに定評のある川上さやかさんに、
今冬のトレンドアイテムをすっきり着こなすルールを教えてもらいました。
「ヒップ下までの長め丈ニットを着るときは、重心アップを意識します。
例えば、アクセントになるようなストールをぐるぐる巻いて
ボリュームを上にもってくれば、視線が上がって背が高く見えるんです。
着丈に前後差がついたデザインもバランスアップのカギ。そして、ボトム選びでももうひと工夫。
ひざ位置が高く見えるセンタープレスのセミフレアパンツなら、はくだけで確実に脚長効果を狙えます」
英国のラグメーカーTWEEDMILLが手がけるウール100%の高品質なストール。
定番人気は大人配色のチェック。
「もはや主流となったビッグシルエットのアウターは、インナーとの合わせ方で着ぶくれを防止。
ポイントは色でコントラストをつけること。こんな柔らか色のボアコートなら、
中は対照的に濃色でまとめれば、縦ラインが強調されてスマートに見えるんです。
ちなみにこのコート、ボアとフェイクスウェードのリバーシブル仕様なので着回しも楽しそう。
最後に背中を少し抜いて、首回りをすっきりと」
「コートの暖かさとカーディガンの気楽さをいいとこ取りした“コーディガン”。
下に重ね着できるオーバーサイズなら、秋から冬まで長く楽しめます。
重く見えがちなアイテムですが、下に光沢やシアー感のあるトップスを合わせることで、軽さと今っぽさをプラス。
質感の対比で、フォックス&ウールのふわふわ感も引き立ちます。
裾をボトムにインして高めでウエストマークするのが、脱ほっこりのルール」
今季、バリエーション豊富なシアートップス。
一枚ではもちろん、ニットの下に重ねたりとシーズンレスに活躍。
スタイリスト。大手金融会社のOLからスタイリストに転身した異色の経歴の持ち主。シンプル&ベーシックな中にも上品な女らしさが光る、リアルな通勤コーディネートが人気。初の著書「おしゃれになりたかったら、トレンドは買わない」も好評発売中。
Instagram : @sk_120