「まず、ルージュ・ヴィフの名品シャツをベースにアレンジしたビッグシャツは、少し背中を抜いて着ることで、
気になる胴周りを隠しつつ、女性の体の細い部分が強調されるので、上半身が華奢に見えます。
ウエストインすればすっきりと、アウトにすれば長めの着丈が腰やヒップをしっかりカバー。
パンツは、トレンドでもあり無条件に脚が長く細く見えるセミフレアに決定!
ひざ位置高め&裾に向かってほんのり広がるラインは、初心者でもはきやすいはず。
さらに後ろだけウエストゴム仕様で着心地もラク。ハリのある素材感はボディラインを拾わず、
構築的なシルエットを作ってくれます。手洗い可能も嬉しい」

By TAEKO HIGASHIHARA

セットアップで!高感度なオールインワン風。
光沢素材ならどこか女っぽい

「セットアップの最大の魅力は、ワンピース感覚で迷わずコーディネートが決まるところ。
そのまま着るだけで、上はゆるっと&下はキリっとの理想的なメリハリバランスに。
オールインワン風の着こなしも微光沢の生地なら辛口すぎずエレガント。
シーズンレスな素材だから、冬は中にタートルニットを重ねたり、カーディガンやジャケットを羽織って楽しみたい」

パンツを着回し!誰もが脚長美人になれるパンツは
トレンドトップスとも好相性

「今季らしいシアーブラウスと合わせて。パンツはトップスを選ばないシンプルなデザインながら、
ほんの少し広がるフレアシルエットで鮮度は満点。
ハイウエスト&センタープレスで確実にほっそり脚長に見せてくれるから、安心しておしゃれを楽しめます。
後ろのみウエストゴムでイージーなのに、前はきちんとしているのでオンオフ問わず活躍しそう」

シャツを着回し!シャツの下に重ねるのが旬。
CPOジャケット風に羽織って

「ビッグシャツは、中にニットやカットソーを重ねても。防寒性だけでなく、シャツのレイヤードは今季のトレンドでもあります。
前を開けてさっと羽織るだけでも、適度なハリ素材が立体的なフォルムをキープしてサマになる一枚。
腰周りをカバーしてくれる長め丈も心強いですよね。
ほのかな光沢が、マットになりがちな冬の着こなしに抜け感をプラスします」

Color Variation

万能キャメルと最旬くすみブルーの2色展開。
ブルーは、よく見るとブラウンとブルーの糸をタテ×ヨコで編んでいるため、
単色では表せない深みのあるカラーに仕上がっています。

PROFILE

東原 妙子

1977年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、銀行に就職し、25歳で編集者に転身。現在は『Marisol』『BAILA』『25ans』などの女性ファッション誌を中心に、広告やカタログの製作も手掛ける。アパレルブランドのディレクションやバイイングなど、編集者の枠を超えて活躍。

Instagram : @taekohigashihara