初めまして！ 小林 文と申します。女性誌やweb媒体でファッションエディターとして活動しています。よろしくお願いします。
突然ですが。皆さんは毎朝、その日着る服を何から選びますか？ 顔周りの印象に直結するトップス？ 天気に合う靴？ バッグから…なんていう方もいらっしゃるかもしれませんね。
私はというと、“ボトムス”から。
大人ともなれば、気分がどうであれ顔の表情はある程度つくれますが、改札で電車を待っている立ち姿、靴ひもを結ぶときのしゃがむ姿、信号がかわって駆け出す姿———“ボトムスまわりの姿”には、うれしいも楽しいも、イライラも不安も、気持ちが素直に反映されてしまうと思うのです。だから、私は自分の気持ちを落ち着かせ、寄り添い、盛り上げてくれる存在をボトムスに託して、毎朝選んでいるのかもしれません。
カリテには、実はスカートの展開がなく、ボトムスはパンツのみ！ でもその分パンツのバリエーションが豊富。これ、本当に驚きます。毎朝、ボトムスから選ぶ派もそうではない派も、自分の味方をしてくれる1本を見つけてもらえたら———そんな想いで「PANTS MAGAZINE」をお届けしたいと思います。
これからよろしくお願いします！
東京大丸店の川本さんをモデルに、トップスや小物を含め、コーディネートさせていただきました。パンツの美しさを際立たせるため、潔くオールブラックに。黒スキニーほど脚のラインを拾わず、センタープレスの効果もあって、程よくきちんと感が漂います。素材のミックスと上品な肌見せで、黒がヘルシーに映えますよね！
小林 文（Aya Kobayashi）：1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして、小学館Oggiや講談社mi-mollet等で活動。またアパレルブランドや百貨店との商品開発、トークイベント、コラム執筆も担当している。大の「買い物」好きで、Instagram＠kobayashi_bunでは日々リアルなコーディネートを更新中。