NO BORDER ENJOY YOUR FASHION. - NOMINE

"ボーダーレス"に活躍をするパフォーマンスユニット
「アオイツキ」が着こなす、
あなたのファッションを楽しむための冬のアウターラインナップ。

THINK ABOUT
“BORDERLESS”

NOMINEのコンセプトキーワードでもある”ボーダーレス”。
私たちは、纏う人の性別やテイスト、女性らしさ・男性らしさなど、服におけるあらゆるジャンルを問わず、ボーダーレスにファッションを楽しんでほしいという思いを込めてコレクションを提案しています。
今回はさまざまな垣根を越えて活躍するアオイツキのお二人に、”ボーダーレス”についてお話を伺いました。

―”ボーダーレス”という言葉に対してどんなイメージ?

TUKI
ボーダーレスに対して、ボーダーレスな生き方をしてきたと思う。
幼少期にボーダーを外してくれる人が周りに多かったから、あまり特別な言葉という感覚がないかも。
AOI
ボーダーレスという言葉を知る前と知った後でもマインドは変わってない。
時々その言葉自体が苦しく感じる時があるけど、言葉は結局後からついてくるものだから、言葉自体に左右されないように意識しています。

―”ボーダー”を感じる瞬間はある?

TUKI
今あえて感じるボーダーがあるとすれば、性別とか職業とかではなく誰にでも存在するボーダー”血縁”や”家族”とか。
そういうところに踏み込む時には一つの線を跨ぐような感覚があります。
生きていく上で必ず何かしらのボーダーを張らないと生きづらさを感じる人も多いと思うし、あるものとして人と接しているけど、突き返されるような壁を感じることがあったとしても、踏み込みたかったら踏み込んでみる、という考えです。
その壁に対してどう向き合うか、たくさんの選択の連続という感じがします。
AOI
性別とか職業とか地位に関係なく人と接したいと常に思っていて、一つの魂と向き合いたいという想いがある。
幼少期は、分かりやすく”校則”から少しはみ出てみたいという気持ちがあったけど、今はそこまでボーダーに対して苦しむ事はない。
だからこそ、他の人はどんな事に苦しむのか、生きづらさを感じるのかっていうことに興味があるから、色んな人の話をたくさん聞きたいと思う。
そういう人たちの気持ちを、私たち表に出る人間が自分の魂を削ってでも表現していく必要があると最近すごく感じます。
TUKI
自分の身近な人のあれこれや、他者の近くて遠いようなところを意識していて小さな出来事も拾い上げて、自分の身と心を使って表現していると思う。

―表現活動をするうえでの”ボーダー”とは。

TUKI
どこまでが自分なのか、ボーダーの引き方が難しいと思う時期がありました。
でもよくよく考えてみると、0からの自分をつくってきたものは周りの人や環境によるものが多くて。
周りによって突き動かされていくことを自分から離れたものとしてボーダーを引くのをやめて、それをいかに楽しむかということにフォーカスするようになったら、自分を見失うのとは違う考え方でとらえられて、そっちの方が楽しいなと気が付いたのは最近です。アオイツキや個人でパフォーマンスをする時は、幼少期のノスタルジーを追い求めている感覚がありますね。
昔からめまぐるしい環境が身の周りにあったからこそ、パフォーマンスをすることで自分の心の故郷に帰るような、無意識的にそれを求めている感じがします。
AOI
色々な人の気持ちを自分の中に受け入れて表現することは自分のやりたいことだけど、やっぱりやりきれない部分もあって。
どちらかというと、いま無意識になってしまっているものを拾い上げて意識化させていくという取り組みのほうが多いように感じます。

PROFILE

アオイツキ

@aoituki_dance

アオイヤマダと高村月が踊り語る。自身の記憶の断片に凹凸を与え、身体と言葉のパフォーマンスへと昇華させることを試みている。ライブパフォーマンスやワークショップなどを行う。最近では北アルプス国際芸術祭や六本木アートナイト、宇多田ヒカルのライブ『Electricity』でパフォーマンスなどを行った。

アオイヤマダと高村月が踊り語る。自身の記憶の断片に凹凸を与え、身体と言葉のパフォーマンスへと昇華させることを試みている。ライブパフォーマンスやワークショップなどを行う。最近では北アルプス国際芸術祭や六本木アートナイト、宇多田ヒカルのライブ『Electricity』でパフォーマンスなどを行った。

アオイヤマダ(ダンサー/俳優)

@aoiyamada0624

東京2020オリンピック閉会式ソロパフォーマンス、ダムタイプ『2020』パフォーマンス、Netflixドラマ『First Love初恋』やヴィム・ヴェンダース 作品『PERFECT DAYS』に俳優としての出演や、宇多田ヒカル「何色でもない花」のMVを振付。NHK『ドキュメント72時間』のナレーションなどに携わるなど、身体と声で活動を広げている。生き様パフォーマンス集団『東京QQQ』としても活動中。日々、夫にお弁当を作っている。

東京2020オリンピック閉会式ソロパフォーマンス、ダムタイプ『2020』パフォーマンス、Netflixドラマ『First Love初恋』やヴィム・ヴェンダース 作品『PERFECT DAYS』に俳優としての出演や、宇多田ヒカル「何色でもない花」のMVを振付。NHK『ドキュメント72時間』のナレーションなどに携わるなど、身体と声で活動を広げている。生き様パフォーマンス集団『東京QQQ』としても活動中。日々、夫にお弁当を作っている。

高村月

@tuki_takamura_

幼少期、数々のストリートダンスコンテストにて優勝、アジア大会では日本代表を務める。King Gnu「三文小説」を始め、アーティストのMVやツアー、紅白歌合戦に出演。映像作品「叉鬼」では森田剛と共演。俳優としても活動。小林武史と共に創作した「不思議な愛な富津岬」では脚本と演出を担当。城田優プロデュース、舞台「TOKYO〜the city of music and love」に出演。生き様パフォーマンス集団「東京QQQ」としても活動中。

幼少期、数々のストリートダンスコンテストにて優勝、アジア大会では日本代表を務める。King Gnu「三文小説」を始め、アーティストのMVやツアー、紅白歌合戦に出演。映像作品「叉鬼」では森田剛と共演。俳優としても活動。小林武史と共に創作した「不思議な愛な富津岬」では脚本と演出を担当。城田優プロデュース、舞台「TOKYO〜the city of music and love」に出演。生き様パフォーマンス集団「東京QQQ」としても活動中。

STAFF

  • Photographar : ISOBE AKIKO
  • Hair&make up : TORI
  • Stylist : 綾
  • Stylist : Shinichi Yamamoto
  • Videographar : uchikawa koki