最高峰の素材や製法を用いながら、
ヴィンテージのような雰囲気のカラーリングと
現代的なデザインを組み合わせた【MASTER】な1足。
その製造工程を深堀りしながら魅力をお届けいたします。
「製品染め」加工を施すMASTER KICKSはまず、真っ白のスニーカーを作成するところから始まります。
国内の乳牛種の雄牛から採取された原皮を、国内皮革の3大産地の一つ、
姫路にて”白鞣し”を施した牛皮革を使いスニーカーに成形します。
東京/ 浅草にて60年以上続く、高い技術力を持つ国内有数の革靴工場にて生産。
熟練の靴職人により1足1足丁寧に製作されています。
出来上がった真っ白のスニーカーを大阪/東大阪にある染色の専門工場へ。
小さな町工場で職人たちの手仕事によって染めと洗いの最終工程が行われます。
革が固く縮むのを防ぐために薄めた水性オイルに付けて染み込ませます。
更にSDGsの基準を満たした含金染料を使用し、必ず1足ずつ窯で手染めします。
その日の気温や湿度によってどのくらい馴染ませるかを調整しながら染色を行います。
熟練した職人にしか出来ない繊細な工程です。最後に高圧水で洗いをかけて脱水して、自然乾燥をさせます。
牛革と部分的に使用したベロアでは染まり具合が違う為、パーツ毎でグラデーションになり、
オリジナリティのある風合いに仕上がります。
染め方、脱水の仕方、乾かし方で1足1足がMASTER(原版、オリジナル)となっていきます。
MASTER(原版、オリジナル)
1足1足、丁寧に手染めを行うことで異なる表情を生み出し、
足なじみの良い風合いを作り出す為に、1足1足しっかりと洗いを施しています。
全ての製品が、それぞれ異なるMASTERになりますように。