ジャケットのインを変えてワントーンも表情豊かに
ジャケットのインナーに同系色のオーガンジーシャツを。春、トライしたいヌーディなワントーンコーデは、
コントラストのある素材を組み合わせてメリハリをつけて。シャツはほどよくハリのある素材だから、
必要以上にエレガントにならず、一枚で着たときも構築的なシルエットが決まります。
初回は、大人の肌見せについて。見せすぎず、でも重くならない絶妙なさじ加減を狙いたいですよね。
大胆に肌を出すのは抵抗があるという方! 朗報ですよ!
なぜなら今季は、「シアー=(透ける)トップス」という間接的な手段で、
大人にちょうどいい肌見せを楽しむことができるから。
オーガンジーやシフォン、極薄ニットなど、今季豊富な「シアートップス」は、
さりげない肌感だけで十分女っぽいから、形はベーシックなものを選びましょう。
手持ちの定番トップスと変えれば、そのままのバランスで楽しめます。
一枚で着るのはちょっと…というシーンなら、ジャケットのインナーとしても着映え感が出るし、
例えば、自宅で過ごす時間が長い今、新しいトップスを着て
テレビ電話に映った自分の姿が何だか新鮮…なんて思えたら上々!
シアートップスには、一枚で女性の気分を上向きにしてくれる力があると思うんです。
ジャケットのインナーに同系色のオーガンジーシャツを。春、トライしたいヌーディなワントーンコーデは、
コントラストのある素材を組み合わせてメリハリをつけて。シャツはほどよくハリのある素材だから、
必要以上にエレガントにならず、一枚で着たときも構築的なシルエットが決まります。
ニット×デニムの王道ベーシックこそ、アップデートが必要!
ゆるっと着るボトルネックのニットは、ほんのり肌が透ける薄手がポイント。
ブラックでも決して重くならず、そのさりげない女っぽさに洗練を感じます。
デニムもベージュがかったニュアンスカラーを選んで、一歩先のスタイルに。
1977年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、銀行に就職し、25歳で編集者に転身。現在は『Marisol』『BAILA』『25ans』などの女性ファッション誌を中心に、広告やカタログの製作も手掛ける。アパレルブランドのディレクションやバイイングなど、編集者の枠を超えて活躍。
Instagram : @taekohigashihara